「最近はなぜこんなに空き家が取り上げられるのか。。。」
そんな素朴な疑問から、「空き家」を卒業論文のテーマに選んだという松居さん。
「幼少の頃より街並みが好きで、今も街の風景を眺めるのが好き」と、笑顔で話す横顔からは、
今回の卒論の研究テーマに行き着いた背景を感じさせます。
空き家について、
「「経済」や「建築」だけでなく、専攻分野である「社会学」とつなぐ研究が少ないのでは。。。」
と感じたそうです。
時代とともに、「街のあり方」、「社会のあり方」が変化していく。
その変化を、空き家を通じて研究したい。
そう答える彼女の真剣な目がとても印象的でした。
若い方々が空き家といった社会問題に積極的に興味を持つことで、
より良い解決策が生まれるのではないでしょうか。
春日井市では、平成28年2月から「高蔵寺ニュータウン空き家バンク」サイトの運用を開始しています。
このサイトでは、単に空き家物件を掲載するだけでなく、リノベーション案も同時に提案することで、入居へのイメージをより鮮明に描くことができるよう工夫されています。
今後も更なる住宅の流通に資するため、登録件数の増加をめざしていきます。
興味のある方は、是非お問い合わせください。
<↓空き家バンクチラシ>
<↓空き家バンクサイトリンク>
問い合わせ先:春日井市鳥居松町5-45
春日井商工会議所ものづくり支援課
(高蔵寺ニュータウン住宅流通促進協議会事務局)
電話 (0568)-81-4141(代表)
FAX (0568)-81-3123
(取材協力:名古屋大学文学部 松居咲帆さん)