7月20日、大阪府堺市において、堺市に位置する泉北ニュータウンまちびらき50周年を記念し、全国初となる『ニュータウン全国会議フォーラム』が開催されました。
このフォーラムは、全国のニュータウン関係者を一堂に集め、広域的に情報収集・情報発信、課題共有や意見交換などを行うことで、問題解決や取り組みの発展を目指すものです。
会場には、北は北海道から南は九州まで、全国各地から300人以上の来場者が訪れました。
地元メディアも積極的に取り上げ、超満員となった会場は熱気に包まれました。
<↑全国各地から集まった国・自治体関係者、鉄道会社、報道関係者などで会場は満員>
<↑会場内には堺市が民間事業者等と連携した取組などをパネルで紹介>
日本三大ニュータウンである高蔵寺ニュータウンを有する春日井市も、この場を借りて現状の取組を発表。
ほかにも、東京の多摩ニュータウン、大阪の千里ニュータウン、泉北ニュータウン、または地域コミュニティや健康づくりと関連したまちづくりの事例紹介など、多様な取組が発表され、来場者はどの発表も興味深く聞き入っていました。
<↑春日井市の発表の様子①熊木まちづくり推進部長から、春日井市全体や高蔵寺ニュータウンの取組全般について発表>
<↑春日井市の発表の様子②神戸地域福祉課長から、スマートウェルネスや地域包括ケアについて発表>
<↑春日井市の取り組みについて、地元テレビ局から取材もありました>
また、フォーラムの翌日は、泉北ニュータウンなどを担当職員と巡る現地研修が開催され、参加者は自身の抱える課題と照らし合わせながら、担当職員からの説明を注意深く聞き入っていました。
<↑フォーラム翌日の現地研修の様子。堺市担当者から詳しく説明を受けます>
<↑堺市泉北ニュータウン遠景>
全国各地に存在する「ニュータウン」。
少子高齢化や建物の老朽化などが指摘される一方で、計画的に整備されたインフラ資産や良好な住環境、長い年月で構築された優良なコミュニティを有しているなど、その置かれた現状も近似しています。
これらニュータウンが共通して抱える課題を、全国のニュータウン関係者が互いに共有し、切磋琢磨することで、よりよい課題解決の糸口につながるのではないでしょうか。
春日井市は、今後も全国の模範となるように、高蔵寺リ・ニュータウン計画の取組を推進していきます。