10月11日に始まりました高森山公園フォレストサポーター養成講座の様子をダイジェストでお伝えします!
この講座は「フォレストサポーター養成講座を通じて高森山の健全で豊かな森づくりを始めよう」という主旨で開催しています。
本講座は応募者から選ばれた幅広い年代の15名の方にお集まりいただき、里山活動のプロフェッショナルである眞弓先生とともに実施しております。
今回は定員15名に対し、多くのご応募をいただき、残念ながら講座にご参加いただけなかった方もいらっしゃいました。勝手なお願いではありますが、ホームページでの経過報告や来年度以降の取組など、「これからの高森山の活動」にご注目いただければ幸いです。
それでは早速、10月11日「座学:里山保全とは~里山の自然環境と保全管理を学ぶ~」の様子を写真たっぷりでお伝えしていきます!
始めは公園の歴史や講座の主旨から 高森山の「これまでとこれから」を共有 眞弓先生からのレクチャー 植生のことから里山活動まで幅広く 100分超にわたり知識を充実させた座学に 会場には昨年度のワークショップ成果も掲示
眞弓先生のレクチャーの中で印象的だったのは、「里山林(=これまでに人の手が入ってきた林)は放置すると常緑樹が大きくなり、木々が密集して暗くなり、植物や虫たちが少なくなっていく」というお話でした。
「森を健全にするためには除伐などの手入れが必要。手入れによって地面(=林床)に光を届かせることで健全な環境が保たれる」とのレクチャーから「自然だからと放置していては里山林は健全でいられない」との新たな気付きを得られました。
また、里山活動に取り組む上で一番大切なことは「やっている人が楽しむこと」であると教えていただきました。
「大事なことだから続けなさい、と言われても続かない。楽しいから続けていく、のがいい。」との言葉は胸に響きました。
最後に記念撮影。皆さまに笑顔でご協力いただけたおかげで、素敵なフォレストサポーター養成講座のキックオフとなりました。
長時間にわたる濃厚な座学でしたが、参加者の皆さまの真剣な眼差しと記念写真の際の明るい雰囲気のおかげで、第1回を無事、楽しく終えることができました。本当にありがとうございました!
次回の現地でのフィールドワークもどうぞお楽しみに!
※高森山公園をご利用される皆様へ:次回の現地実習の際(11/1又は11/15午前中)、高森山公園内駐車場の一部(全体の1/3程度)がご利用いただけません。ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
これまでの高森山公園での取り組みはこちらから!(昨年のワークショップの様子も写真たっぷりですので、ぜひご覧ください!)