10月11日の【経過報告その1】、11月1日の【経過報告その2】に引き続き、12月13日に実施しました第3回高森山公園フォレストサポーター養成講座の様子をダイジェストでお伝えします!
1か月ぶり2回目のフィールドワーク「実践編その2」!
この日は最初から最後までたっぷり実践。山道の入り口の劇的手入れと中腹部の林床(森の中の地面)に光を取り込む作業を行いました。
若干の曇り空で少し寒かったですが、参加者の皆さんは元気いっぱい。存分に里山活動を満喫していらっしゃいました!
作業の成果が目に見えるとやはりうれしいもの。ビフォー・アフターにご注目ください!
朝、冷え込む中集合!今回のテーマは「花が咲くための明るさ」です 多様性ある森を目指し、花が咲くのに必要な明るさを林縁に確保します つまりは作業がたっぷり!体を慣らします! 明るい森づくりへ早速出発! 到着したのは「入り口に見えない入り口」 入り口周辺の植生や明るさを確認 「花が咲く明るさ」を目指して作業開始です 前回のノウハウを活かして除伐していきます 常緑の高木を減らし明るくします 連係プレーも上達してきました 木を切る人、切った木を整える人、分担して進めます それぞれがやれることを見つけて作業。どんどん森が変わっていきます ゾーンを分けて離れて作業します それぞれのゾーンから枝を落として整えた木を集めます 入り口の様子が変わり始めました ところどころで解説を入れて実践的ノウハウを学びます そして即実践 皆さん積極的に作業していきます 自分たちの手でもここまできれいにできるんです 外の見え方が変わってきました 集めた木を無駄にしません 入り口に何かを作っていきます 線材にした木を組み合わせて 入り口にお出迎えの柵を作ります 少し残した幹を杭の代わりに ここもチームプレーで 右手側のチームも負けていません 柵のかたちが見えてきて…
ここまでで90分の作業となかなかハードだったはずが、皆さんは軽快!
「すごい入り口らしく変わった!」「これなら山に登りたくなるね!」「つるがからまったこの幹がいい味を出してるね」
とカントリーヘッジの出来栄えに笑顔が弾けていました!この達成感は他では味わえない、まさに活動の醍醐味だと感じました。
「里山保全をやらなきゃいけないから、ではなく、楽しいからやる」をどんどん実践していっています。
続いて前回の作業場所、山頂付近へ ボランティアの方が作業を進めてビートルズベッドが大きくなっています 除伐の成果を確かめると 高木で占領されていた上空にすき間が 特に明るい場所ではこんなに空が 明るく豊かな林床環境に向けて活動が進んでいます 続いて中腹部へ少し植生が違います 状況は同じく上空を占領されています 第2ラウンド ここでも明るさを取るための作業です 各自切る木を探しに散開! 周りのみんなと相談しながら作業を始めます 皆さん自身の力で作業方針を考えます 「とにかくやってみる」と意外と身についていきます 「ここにつくりましょう」以外ほとんど教えていないのに進みます 自らどんどん動ける皆さんに事務局はびっくり 完成!ビートルズベッドその2! 短時間の作業でも変化します この明るさが変化すると足元に多様な草木が現れます 総括をして作業は終了 達成感! ありがとうございました。
振り返ればあっという間の150分。たったこれだけの時間で、劇的な変化が!
しかも使うのは少しの道具と自分の体。やるのも楽しい、できたものもうれしい、自然も豊かになっていく。改めて活動の素晴らしさを体感することができました。
次回はいよいよ最終回!どうぞお楽しみに!
これまでの高森山公園での取り組みはこちらから!(昨年のワークショップの様子も写真たっぷりですので、ぜひご覧ください!)