3月5日(月)、高蔵寺ニュータウンの石尾台地区で、ゆっくり自動運転(R)による移動サービスを想定した自動運転の実証実験を実施しました。

今回の実証実験は、名古屋大学COI、OPERA事業で改造した小型電気自動車(ヤマハカート)にライダーを搭載したもので、電磁誘導線によらないカートの自動運転は全国初。

<名古屋大学COI、OPERA事業については以下名古屋大学ホームページリンク参照>
▷名古屋大学COI
▷OPERA事業

 

会場には、報道陣や関係者、地元の皆さんなど多くの方々が駆けつけました。

 

また、公道走行の前には、訪れた報道陣や関係者、地域住民に対し、今回の実証実験の趣旨や将来的な利用シーン、車両の構造などを名古屋大学の森川教授、二宮教授が解説。

普段はなかなか聞くことができない自動運転に関する解説に、来場された皆さんは興味深そうに聞き入っていました。

 

<↑公開実証に先立ち、伊藤春日井市長から挨拶>

 

<↑名古屋大学 森川教授から、名古屋大学COI事業のコンセプトを紹介>

 

<↑名古屋大学 二宮教授から、今回走行するヤマハカートについて紹介>

 

コンセプト紹介の後は、公開の公道実証実験。

当日はあいにくの雨にも関わらず、ヤマハカートは安定した走りでゆっくり走行しました。

 

 

 

 


<↑自動運転で走る小型電動自動車(ヤマハカート)>

 

<↑天候の悪い中、快適に走行しています。>

 

今回は、石尾台地区の公共施設からスーパー「ナフコ石尾台店」までの住宅街約400mの間を往復しました。

名古屋大学は、高齢者が元気になるモビリティ社会の実現を目指し、名古屋大学COI事業を推進しており、平成30年4月からは春日井市も正式に加入します。

今後はさらに実験を重ね、早い時期の実用化を目指します。